冬の怪談〜ぼくとワタシとおばあちゃんの物語〜 その壱

今日の一回目の回、観てきました。舞台挨拶も勿論ね。

で、その感想をば。

正直言って観る前までは舐めてました。アイドル主演のホラーって事でね。

けども、実際に観たら結構面白くて、特に中盤以降はのめりこんじゃいましたよ。

なかなか手に汗握る展開だし、アクションも気合が入っているしで。劇場で見られなかった人もDVDで見るべき!!

って事で、以下ネタバレ感想。隠します。携帯の人は気を付けて。

最初に悪いトコを挙げておきます。

前半部分はちょっと寒い。コメディ部分が上滑り気味なんですよねえ。

いくつかのシーンでは、笑いどころなのかどうなのか線引きが難しかったトコも。おかげで笑うに笑えなかったかと。

あとは予算の少なさは覚悟してたけども、やっぱり気になっちゃったなー。

悪霊のエキストラの少なさとか、家に侵入する時の玄関をすり抜けるトコの合成の安っぽさとかね。

その辺りは若干、気になっちゃったかなー。

でも、さっきも書いたけど中盤以降は非常に面白くなっていったね。

舞美演じる「佐伯小夜」とかにょん演じる「風間春菜」のキャラクターが引っ張っていった感じがあるけど。

人物が良ければ自ずと物語は出来てくるもんですよ。終盤のお兄ちゃんも良かったし。あれは家族の、兄弟の絆だねえ。

オチの部分もホラーとしては定番ながらも、それが大事。

今度はDVDで酒でも飲みながらゆっくり眺めてみたい作品ですよ。

DVDにメイキングとか付いてたら確実に買うな、俺。